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映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」野村萬斎、演技に不思議な説得力

 狂言師の野村萬斎(50)が29日公開の「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(金子修介監督)で、現代人に挑戦。物に染みついた人の記憶を読み取れる元漫才師という、ひねりにひねった役柄で印象深い演技を見せている。

 「(時代劇の)『陰陽師(おんみょうじ)』や『のぼうの城』と違って、今回は自分がつちかってきたものが全く役立たない。わざと封印するつもりで臨みました」

 物に残った人の気持ちである“残留思念”が読める仙石(野村)は、丸山(宮迫博之)と漫才コンビを組み、能力を見せ物にして人気を集める。しかし、人の心の裏側を見過ぎた仙石は自室に引きこもる。ある日、少女の亜美(杉咲花)に「行方不明のピアノの先生を捜して」と懇願され、能力の封印を解く…。古沢良太によるオリジナル脚本だ。

 幼い頃から厳しい稽古を重ねてきた野村の存在感はどこか独特で、手をかざして残留思念を読む演技にも不思議な説得力がある。

「狂言では姿勢を正し、腹から声を出すのが基本。猫背でぼそぼそしゃべる仙石を演じるのは難しかった」と野村。金子監督からはたびたび「また腹から声が出ています」と注意を受けたという。

 宮迫とともに派手な衣装をまとっての漫才シーンも披露。「狂言も漫才も同じ対話劇だし、共通点は多い。比較的うまくいった気がする。宮迫さんがリードしてくれたのかもしれませんが」と笑う。

 映画や舞台などに出演する理由について、「古典芸能には、伝統とともに現代人がやっているという現在性も大事。自分や狂言のあり方を揺さぶるために出ている」と説明する。

 「最近、職業を聞かれると『野村萬斎です』と答えている。狂言も映画も私の中ではすべてつながっているんです」と語った。(岡本耕治)

 

 

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