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映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』主演の野村萬斎氏が来福

4/29(金・祝)より公開の映画『スキャナー記憶のカケラをよむ男』。幅広い世代に絶大な支持を得ている狂言師・野村萬斎氏と『探偵はBARにいる』『リーガルハイ』シリーズなどを手掛ける人気脚本家・古沢良太氏がタッグを組み異色の謎解きミステリーが完成した!物に宿る残留思念を読み取ることができる主人公・仙石を演じた野村萬斎氏が来福し、会見を行った。

 

――本作は脚本を手がけられている古沢良太氏が萬斎さんを主人公・仙石にアテガキして書き下ろしたとお伺いしました。初めに脚本を読まれた感想をお聞かせください。

「まずはお笑い芸人の役ということに驚きました。今日の衣裳も少しそこを意識しています(笑)。事件ものと言うとどうしても少し重くなりがちなところですが、前半はお笑い芸人としてコミカルに盛り上げることができたのではないかと思っています。そして、僕らは普段、男性とばかり演じているので、女性の役が周りにいることが気になりました(笑)。仙石のように引きこもっている人間を描こうとすると観ている方も鬱々するので、宮迫さんと僕のバディ+女子校生というトリオで見せる凸凹感がうまいなと感じましたね。事件が起こり、複雑で先が読めない展開はさすがだなと思いましたし、この作品のテーマである“人間が生きているという証明”というところを脚本を読んでいてすごく感じました」

 

 

――現代劇に初挑戦されたということで演じた仙石という男をどのように捕らえて演じられましたか?

「残留思念(物や場所に残った人の記憶、感情)を読み取るという特殊能力を持つ閉鎖的な男が社会性をだんだん獲得していく物語…曇った心が晴れていくようなイメージがありました。僕自体も特殊能力はありませんが、能の技能という特殊技能は持っているので、その特殊性と世の中をどう結びつけるのか。狂言も狂言のためだけにやっていると孤独感を覚えるので、自分の特殊技能を映画や現代劇に生かすことで社会性を獲得していくような気がするんです。そういった意味で知りたくなかったこともスキャニングで知れてしまう仙石の能力も閉鎖的では持て余してしまう。その能力を人のために使うことで、自分のためにも世の中のためにもなり、特質性の中から這い上がっていく、開放されていく男というイメージで演じさせてもらいました」

 

――苦労されたことはありましたか?

「能・狂言の際には特殊な場所で“型”を使って演じていますし、今まで演じてきた『陰陽師』や『のぼうの城』など時代劇とも違い現代劇は“型”というものがなかったんです。“型”を封印した現代劇では内なるものを意識して演じなければいけないので、普段と違う自分を心がけながら、猫背にしてボソボソとしゃべったり、人間嫌いだと言っても鬱々としているのではなく、単に人を信じていなかったりと人間の繊細な心理を追って演じていました」

 

――お笑いコンビの相方役の宮迫さんとの丁々発止のやり取りがすごく良かったです。

「お笑い芸人と狂言師は両極端のようですが、お互い喜劇的なものであり話芸なんです。2人で言葉のキャッチボールを楽しくやらせてもらいました。何より今回の役はお笑い芸人で彼はプロなので、気持ちが良いぐらいにツッコんでもらいましたよ。劇中で漫才をやっているシーンがあるんですが、本当はもっと長かったんです。かなり面白くてエキストラの観客が本当に笑っていたんですが、漫才の内容はストーリーに関係ないのでかなり切られてしまいました。その部分は特典映像になることを期待しています(笑)」

 

――物に思念が宿りそれを読み解くという役柄ですが、狂言師として古くから受け継がれる衣裳やお道具を使われることも多いと思います。物に思念が宿るということについてどうお考えでしょうか。

「お面も、それを作った面作家がいて、その面を使っていた先輩方やおじいさん、親の想いが込められているのは当然だと思いますし、我々も使うときには一礼をしてから面をつけます。当然、想いというものが募ると何かが宿るという意識はあります。ただ、超能力者的に言っているのではありませんよ。『陰陽師』を演じたときに私が本当に色々できるかと相談がたくさん舞い込んできましたからね(笑)」

 

 

 
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